須波の家
●設計事例の所在地:
広島県福山市
●面積(坪):
40坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
須波の家
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地は瀬戸内海を望む新興住宅地にある。
設計にあたっては海への眺望がいいだけの家でなく、瀬戸内海に漂うのどかでおおらかなひろがりがそのまま室内空間に持ち込まれたような住宅を目標とした。
敷地や室内のどこに立っても海が見えるような平面である。山側に中庭を設けることで海側だけでなく山側にも生活が開かれ、海と山との間にあるこの一帯の広がりそのものが生活の場として意識できるようにした。
おおらかな空間を実現するためにシェル構造の屋根とした。スラブ厚120mmシングル配筋、大きさは10m×18mである。中庭を含む室内外全体を包みこむことで、屋内と屋外との意識の違いが少ない住空間となっている。
屋根は深い庇で直射日光を遮ると同時に、視線を下方に広がる海へ向かわせる形状となっている。
その他の画像: